例えば真下の写真↓は雪解け直後の様子で、葉がヨレたり波打ったり丸まったりしています。
花のピークはとうに過ぎているもの、今年はだらだら、ポツポツ、いまだに花が咲いている状態なので、朝晩の気温差で鮮やかさが増した葉っぱと水色の小花の両方を、鑑賞させてもらっています。
さて、毎年のパターンから予想すると、これからやってくる真冬の寒さに負けて、いったん鑑賞どころではなくなります。
で、大抵の場合、春を迎える頃には再起不能に見えるほどに弱り切った姿になり、実際に枯れる枝も出てきます。
ところが、初夏を迎える頃になれば、なにごともなかったように復活を果たしていて、明らかに、前年よりも少し大きくなった姿でワッサワッサ風に揺れていたりします。
その姿はもう、”復活”というよりも、何かに対する”リベインジ”みたいなノリで・・・。
そんな今年は、伸びた枝の一部が、フェンスのない崖から下へ向かって、ふんわりフワフワと流れ出しました。
その様子を見ていたら、本当は自然樹形がきれいな木なのだなぁと気づかされました。
下から見上げても心地好さそうですし、上からしなやかに降りて揺れる様子を見るのも、またいい・・・。
さすがに、スペースの問題もあるので、いつまでも自然樹形とはいかないはずですが、今はまだ、木のサイズも小さめなので、剪定の必要はないままに済んでいます。
どのみち、冬になれば雪の重みで折れたり、凍結や寒波で枝が枯れたりするので、結局、自然の力で枝が間引かれていたりするし・・・思ったより長く、天然樹形でいけるかも?