今年も庭の西側から小止み無くミツバチが飛んできていて、庭は今日もミツバチのハネのうなり音がウネリのように・・・相変わらず近くに巣があるようです。
寒暖の差はあるものの暖かな日が続いたので、日なたのヒメウツギは咲く勢いを増しました。
よく見ると、小さな甲虫たちが体に花粉をくっつけながら、夢中で花から出たり入ったりしていて、ちょうど食べごろの何かがあるようです。
このヒメウツギは、地面から大体40センチ付近の低い位置にまとまるので、花の様子を写真に撮るにはしゃがまなければなりません。
今日のように風が吹く日だと、風に合わせて花は揺れっぱなしなので、せっかくのシャッターチャンスも外す結果になりやすくなります。
そうやって四苦八苦しながら撮っていると、首を照らす太陽の日差しが痛く熱く感じられたので、そろそろ次の季節に変わろうとしているのだなぁと思いました。
こちらの写真は、ぼちぼち咲き始めたミヤコワスレ。
花はもう蜜を含んでいるのか、モンシロチョウが開いた花の幾つかをまわっていました。
このモンシロチョウはハネの片側が擦り切れ、破れていたので、何かハネを傷めるような状況をくぐり抜けてきた様子です。(向こう側のハネなので見えません)
それでも”はかなげ”に見えたりするので、破れようがちぎれようが、受ける印象が地に落ちないのは蝶々だからかな。ハネが1枚地面に落っこちているだけでも、詠われるわけですし。
お話ついでに、モンシロチョウの写真に向かって右に、通りかかったミツバチが写り込んでいます。ほころびた片側のハネを見て「あなわびし」とやっているところを、キャイーンと突っ切っていってくれました。
ここの庭にミツバチの目当てにしている花が何種類かある間は、大勢でブイブイ庭を飛び回る日々が続くのでしょうね。
こちらの写真、ピントはミヤコワスレに合っていますが、開いたばかりの