レモンマートルの花が甘々と
2017-07-26


つぼみをつけてからがとても長く感じましたが、やっと数日前から開花がはじまりました。

より日当たりのいい部分のつぼみから咲いているようなので、咲き始めの今は花が一箇所に集中しているように見えます。

春に植木鉢の置き場所をかえたばかりというもともありますし、この後どんなふうに咲き広がってゆくのか、一斉にドバッといく感じになるのか、まばらにダラダラ咲いていくのか、どうなるのか楽しみです。

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 よく考えてみると、庭にある花の咲く庭木の中では、もっとも花も香りも目立つ木になっています。

花のそばを通ると、たとえようのないレモンとオレンジの中間のような香りにたっぷり砂糖の甘い匂いも混じったような香りがほのかに漂っていて、しかも、甘いくせに氷砂糖のようなクール感もあって不思議な感じがします。


これがお菓子から漂う匂いだったら、食べてみたい。

 

ホントは、庭に直植えできればいいのですけれども、原産国と同じような巨木になれると大変なことになりますので、ひたすらこらえています。

それでなくても、すでに鉢植えの状態で3メートルにもなっているわけで、もともと成長が早くて勢いがある高木は、狭い庭におろすのは肝試しをするようなものですから・・・。

さすがにそんな勇気は湧いてこないので、これからも、レモンマートルには鉢植えで頑張ってもらいます。

 

確か、置き場所をかえたばかりの今年の春先に、運悪く嵐がやってきて植木鉢の固定が間に合わず、”鉢ごと倒れて大鉢が破損してしまった” というお話をしたことがありました。

 

あの後、形をとどめていたはずの素焼きの大鉢は、致命的なヒビによって3っつのパートに分かれてしまい、あえなく使いものにならなくなりました。


デローマの、直径が五十数センチの素焼きの鉢。最初で最期になるだろう、うちで唯一高価な鉢という意味でもそうとうに珍しい品だったのに。

・・・経済的にも大ダメージを受けたわけですが、だいたい風が強く吹く場所で値段のする植木鉢をわざわざ使うのは、はなから自虐行為でもあるわけです。

いくら注意を払っていても、ちょっと気が緩んだスキに突風が庭を吹き抜けてゆき、そのたびに無防備な鉢からバリバリ割れるという、植木鉢にもスパルタ式のお庭ですから。

この出来事ですっかり懲りてしまいましたので、今後、大鉢が必要になった時は創意工夫で乗りきろうと決めています。

 


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