……といっても、結局根元から傾いているのがさらに進行したわけで、上の枝をほとんど取り除いて一度木をリセットしても、いつかまた同じように傾くのかもしれません。
もともとウチの庭は風が強く吹く土地にあって、しかも地中には年中モグラの坑道が広がり木が傾きやすいです。
これは、なにもウチの庭に限ってのことではなく、なので少々の傾きは想定の範囲内の出来事です。
ところが経験のない嵐がやってきたおかげで、庭木についても、さすがにローメンテナンスを重視しなければキツイよなぁ〓と思った次第です。
お話ついでに、こちらは塩害でグッタリとなったシュウメイギク。
耐潮性が高くない草花は、海水まじりの雨を浴びてクシャクシャになっていまして、その量が多かったので心が少々冷えました。
ここは沿岸部なので、ごくたまに暴風にのって海水のミストが振りまかれることもあるのですが、こんなにもたくさんの庭の草花が塩害にやられてしまったのは始めてかも。
たしかに今回、真夜中の暴風雨の最中は、あたりに海の匂いがたちこめていたので、塩害で枯れる植物がいるだろうと予測してはいましたが……。
で、山野草系はその名の通り軒並みOUT、自然のキビシさを改めて思い知ったところです。
そのぶん、ベランダや庭の金魚たちは、まるで塩水トリートメントの恩恵にでもあずかったみたいに、朝から大フィーバー。
庭の惨状を見て、やるせいない気持ちになっているときでしたので、めっぽう元気な金魚たちに癒されました。