ベニ色でガク咲きだから、きっとそのような名前が付けられたのでしょう、でもじっさいは真っ白の状態でスタンバイしている期間があるので、油断しているとベニ色に染まりながら変化してゆく様子を見逃すこともございます。
ベニガクは、庭のヤマアジサイの中ではいつも最後のほうにピークがやってくるので、華やかな西洋アジサイや、交配種のアジサイの開花の頃と重なります。
なのでウチの庭では、ベニガクはヤマアジサイの終わりを告げる品種になっています。
ということで、さらにベニ色に色づいたのが昨日のこと。
このところ寒風の吹く冷たい雨が降ったり、晴れても涼しく湿った晴天だったり、富士山にも雪が積もったりして、こういう不思議な天候は古来から日本にいるアジサイたちにはどんな感じなのでしょうね?
いずれにしろ、このあとものんびりと花色が変化しそうな気配のベニガクです。