毛玉が毛糸玉のように
2014-12-05


禺画像]
ダンです。
写真の手前の四角いフワフワは “毛” 刈り込みお手入れ2回分
コームとコームを掃除するクシ、それから、すきバサミ。

飼い主が長毛種のネコには初チャレンジなものですから、結局、ブラッシングがうまく行き届かず、脇のあたりに毛糸玉みたいになった毛玉をいくかこさえてしまいまして。
この1週間は毛玉退治をしておりました。

子猫の時の冬毛と違って、オトナのネコの冬毛は毛足がずいぶん長いんですね。(ダンはあと少しで成猫)

それに、胸元から脇にかけての内側の毛は、いつのまにか、巻き毛になって生えてくるようになりました。

脇の周囲はお腹と同じで、ネコさんも触られたくない急所。ブラッシングに慣れてもらおうと丁重にしてきたのですが、内蔵側は軽くしかブラシをあてさせてくれず、これが毛玉生成を加速させたのでしょう。

実は、この脇の周囲の毛玉は、獣医さんからもよくある失敗例として、事前に注意されていたんですよ。
「ホラホラこのあたり、気をつけてくださいね、よくひどい毛玉をこさえてしまったネコさんが連れてこられますよ・・・」
「毛玉をカットしようとして、皮まで切ってしまって、(病院に)連れてこられる子もいます」

あの時のあの話しは、このことだったのかぁ〓・・・自分も同じようになってみないとわからないものですね。

気を取り直して、毛糸玉のようにグリグリ巻きになった毛玉4個、それに毛玉の卵がちらほら、これらを、1週間かけてゆっくり退治しました。
一気にやろうとすると、毛と毛玉と皮膚の境いが不明瞭で、確かに “皮” までカットする危険がありますね。
それに、ネコさんも触られたくない部分ですから、暴れて危険です。
慌てないで、問題部分の毛の量を少しずつ減らしながら、のんびり取り除いていくほうがいいようです。

ちなみに、何とかして毛玉をほぐそうとすると、ネコ的にはかなり毛を引っ張られる感じがあるのか、不快指数が急上昇する様子です。
これが “キョーレツに嫌な体験” としてネコさんにインプットされて、触らせてもらえなくなると困りますから、顔色をうかがいながら慎重にいきましょう。
このへんは、どの動物さんも同じですね。

ところで、毛玉退治のついでに、タテガミ&エリマキ部分、顔の周囲を、 “すきバサミ” ですいてお手入れしました。
立派な冬毛になってステキなのですが、とにかく冬毛って、長・多・巻。
フサフサでいてほしいところですが、グルーミングのたびに顔周辺の長毛の束が口の中に入って、フガフガする日常というのもどうかと・・・。もっとラクにならないものかと思って、それで、ザクザクヘアカットが始まっちゃいました。

実は、夏場はすきバサミかなり刈り込んで、軽くしていたんですよ。通年長毛じゃなきゃいけないというルールはありませんので、夏らしくさっくりと。

夏場にネコの床屋をやっていたおかげで、すぐにお手入れが済みましたが、ダン君、いつの間にか毛ごとオトナになっていたんですね。

とりあえず、すきバサミでのお手入れは、今日でいったん終了。
毛玉も、ハサミで切り壊してつぶせるところまでつぶしながら、生え際にゆっくりと近づいていくうちに、ほぐれてほどけていきました。
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