一球だけ生き残って毎春咲き続けているゲイソリザが、今年は多くの花を咲かせています。
(ゲイソリザorゲイソリーザ)
もともと鉢植え向きの球根花で、最初は植木鉢に球根を植えたものの芽が出ずじまいになりまして、うまくいかなかった鉢の土は地面にまいてお終いにしたはずでした。
けれども、たまたまぶちまけられた地面がよほど適した環境だった様子で、みたところ年々葉や茎がしっかりしてきて、咲く花の数も増えています。
ただ、1球だけが淡々と頑張っている状態で、これまでのところ球根が増える気配はなく、ポツンと1本で咲いては終わるを繰り返しています。
背丈は15センチ程度、細い茎、華奢です。
以前、何度か植木鉢に戻そうかと考えましたが、シーズンを終えた後、小さな球根を傷つけずに探しだすのがとても難しい・・・。球根の捜索をしやすいようにマークをつける作業を2年ほど続けましたが、うまくいかず断念しました。
ともあれ、土ごとぶちまけられた地面で無事に育っているので、あえて余計なことをせずに放っておくほうが正解だったようですね。
こちらはアリウム(アリュームとも)です。
カメレオンという品種名がついていて、咲き始めは白かった花に、数日前からうっすらとピンク色が混じってきています。
ところが購入した時に球根が入っていた袋には、「桃色から白になる」と書いてあります。
でも去年も今年も白から桃色になっているので、さて、これはどう捉えたらいいのかと小首をかしげながらの鑑賞です。(印刷ミス?土質の影響?)
とりあえず今は、順番不問の白と桃の組み合わせで咲いていて、もしも将来咲き方に変化があれば、それもまたカメレオンの名の由来ということになりますね。