今年も1輪だけレメンブランスが開花したことをお話したのは、たしか5月の下旬頃のことでした。
そして、途中で「スカーレット色のバラ、まだ咲いているよ」と一言書いたか書かないか、とにかく1輪だけポツンと咲いた赤いバラは、その後もひたすら咲き続けたのでございます。
咲いて咲いて咲き続けること1ヶ月と少々、さすがに花の中心から変色スタート……それでもまだ咲こうというのか花びらの散る気配はなく、ついに汚れが目立ってきた先日、いつまでも終わりきれない花を切ってしまいました。
10日ほど前のレメンブランスを1枚。
花持ちの良さがあまりにも凄すぎましたので、もとから花が長持ちするらしいレメンブランスの特性が、これでもかってくらいとてもよくわかりました。
今年も名の無い黄色のバラの季節がやってまいりました。
花が咲くと、黄色から黄色みがかったクリーム色へと色が変化するので、2色アイスクリームを見ているみたいで楽しめます。
(2色アイス→濃厚バニラとただのバニラ)
ハナトモ(花友)は、一緒にバラコーナーやバラ園へ行くたびに「日本人は黄色が苦手なんだよ」と音声案内してくれながら“黄色いバラ探し”をはじめます。
そして「気に入ったのがあれば……」と言いつつまだそれらしき出会いがないのか、毎度のように黄色以外のバラをGETしています。
うちの庭には黄色のモッコウバラがあるせいか、黄系のバラに対する抵抗値は低めと自認しております。
黄色の花が時々でも庭に咲くと、光の当たり具合で黄金色っぽくなって華やかですし、それがバラならかゴールド色のかわいいお洋菓子って感じで楽しめます。