ヒガンバナがミズヒキと一緒に開花中。赤い花同士も秋の花となると静かです。
サクラタデは、少し前から花を見かけるようになっています。
小さな野菊にセセリチョウが2匹……秋の花の周囲にはとてもたくさんのセセリチョウが飛び回っていて、他にハナバチもブイブイやってきていたり、何種かのトンボも空を切っていて、いろんな意味で賑やかでした。
他に青々と咲くサワギキョウや、鮮やかなピンク色のアサマフウロ……秋の入り口は、色とりどりの花が咲いて華やかです。
ヤブでは、キジがあちらこちらをついばみながら歩き回っていて、秋だけに、きっと当面は食べるものがたくさん……楽しい季節の到来ですね。
もうひとつ、プラスα のお話です。
箱根湿性花園では、ちょうど食虫植物の展示がありました。
いろんな捕虫機能を持った植物がいて、そこへ活発に活動中の虫たちも飛来していて、生きもののドラマを観察することができました。
閉じた葉っぱに挟まったまま天国へ行ったハチの姿や、訳あって閉じられた草のツボが……食虫植物が虫を食べることにした理由はなんだったのか知りたくなりました。
虫を捕まえるときにシステムによって様々あると思いますが、記憶では、彼らが虫を捕まえるために虫捕り用の葉を閉じるのは最大でも4回までと書かれてあったような……とにかく、大変なエネルギーを虫捕りに投入してご飯をGETする模様。(力を使い果たした葉は枯死)
なので、いたずらや興味本位で葉に触れてはいけないのだなぁ、としみじみ思いました。