昨日は庭になっている“和の実”のお話でしたね。
今日は洋風の草木の実についてお話しいたします。
まずは、これから可愛いシーズンを迎えるストロベリーツリー。
夏の間のみ、木の肌も葉の色も微妙に暑苦しく見えましたが、過ごしやすくなればストロベリーツリーの思う壺。しかも、初冬の頃には花も実もなって、もっとも可愛らしく見える季節ですし、葉と木の肌の濃い緑と茶色のかもしだす雰囲気が暖かく、おめでたい木の西洋版って感じになります。
こちらは花です。
写真の左上に色づいている花が写っているように、花は白から淡いピンク色へと変化します。
こちらはだんだん色が濃くなっている途中の実で、最終的に優しい赤色になります。
すでに庭にいろんな種類の野鳥が次々に飛んできていることですし、いずれ熟れた実からトリに突つかれ、落ちてしまうでしょう。
ところで、この木は今年の台風で2度もダメージを受けたので、太い枝をたくさん切り落として、結局3分の1以下の大きさにサイズダウンしました。
それですっかりスリムになったわけですが、かえって大胆な手入れができて良かったのかもしれません。
アスパラガスの実は、ある時期から絶え間なくなり続けているものの、今は実の量が多くなっているので存在感が増しています。
このアスパラはトゲがある種類なので、生け垣の、大きな穴になっている場所をふさぐ目的で鉢植えにして育てていますが、よく実がなるので見た目もいい感じ……でも、触ると刺さります。
このほか、ヘンリーヅタの仲間も充実している株ほど実をたくさんつけました。
この実は地面に落ちると発芽することがあるので、落葉してすぐ、全てつんでしまいました。ただ、”斑入りヘンリーヅタ” は、大きくなりすぎず使いやすいツタなので、集めた種から育苗しようと思っています。
参考までに、こちらが葉っぱが薄い “斑入りヘンリーヅタ” 。