久しぶりに、名前のわからない観葉植物のことについて……。
花友達に挿し芽をもらって以来、ずーっと室内で生き続けていて、8〓9年ぐらいになると思います。
といっても、定期的に株を更新しながら育てているので、サイズは室内用の鉢ポットにおさまる範囲にとどまっていますが。
いつもなら、冬の寒さで葉っぱの葉脈がグレープジュースみたいなブドウ色になり、葉の色もシブくて濃い緑色になるはずですが、今冬は全体的にたいした冷え込みを経験していないので、いつもの美しい変身は見られませんでした。
ちょっと残念。
気が早すぎて鬼が笑いそうですが、次の冬に期待しましょう。
スタンドに吊って育てている株と(近づくとスタンドが揺れて少しブレ気味に撮れました)
置いて育てている株と。一部部だけ、他の部分よりも寒い思いをしているのか、少し紫色に変化しています。たぶん、出窓の窓ガラスから流れてくる冷えた空気の流れを、最もくらっている部分なのでしょう。
……で、勝手に“葉っぱ”という名で呼んでいるこの植物、手抜き管理でもちゃんと生きているあたりから察して、室内という条件を外さないかぎり、かなり簡単に栽培できるお手軽植物と言えましょう。
強いていえば、水は多めのほうが元気が良く、普段の水も、魚のエキスがしみだした金魚の古い水をまめにあげるほうがムチッとして存在感が倍増するようです。
なので、ずぼらな人にぴったりな観葉植物として、どこかでまた流通するといいですね。
ポキっと折れたら水にさしておくと高確率で根が生えてくるので、”保険株” も作りたい放題ですし。
そういうこともあって、相変わらずこの植物の名前を探していて、花屋や園芸センターにでかけたときは仲間がいないかチェックしていますが、いまだに見つけることができません。
さすがに年月も経っているので、もうそろそろ名前探しは諦めたほうがいいのかな〓と思うようになりました。
放置状態でテキトーに伸びてもらっているので、格好がいいとは言い難いですが、うまくデザインしてあげるともっとオシャレにもなります。
(花友達の場合はフワフワとエレガントな仕上がりに)