小網代の森/2019
2019-08-20


先週末、小網代の森へ行きました。

おととしはカニのダンスを見ることができましたが、昨年はカニが集まるはずの干潟が台風でダメージを受けて踊るカニを見ることはできず仕舞い。

今年はどうなっているだろうかと、猛暑の中を出かけてきました。

小網代港から森へ入る道は、水があれば岩にも地面にも溝にも、森に住むカニがいっぱい。まさにカニの森に来たって感じです。

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岩の間や壁面を素早く移動する様子がすごい。8本も足があったら、足に足を引っかけてもつれそうなものですが……。

 

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アカテガニの幼生


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こちらも幼生かな……。


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素早く逃げて隠れたこの個体はビッグサイズでした。危険が去るのを待っているカニと、出て来るのを待ちたい人間と……でもギュウギュウになって隠れる様子が気の毒なので、待たずに立ち去りました。

森で暮らすアカテガニは、産卵になると海に降りてゆく必要があるそうで、小網代の森のような森と川と海がある場所であればこそ、こうして豊かに繁栄することができるのですね。方々に当たり前のようにカニがいると、すぐその景色に慣れて貴重であることを忘れてしまいますが、実は数少ない自然環境を見ているのですよね。

……虫カゴがわりのカメラに、森のカニをたんと撮っておきました。

 

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再び小網代湾が見えてきました。海が奥の方に遠のいていて、手前に干潟が広く大きく浮いています。今年の干潟がワイドサイズでしたので、カニダンスへの期待が大きく膨らみました。

 

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干潟に向かう途中のところどころに群生して咲いている、ハマカンゾウ。


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