三浦半島の突端/城ヶ島
2016-08-02


先週末、こあじろの森を散策した後、そのまま城ヶ島まで足を伸ばしてみた時のお話です。

(昨日の話の続きってことで)

日頃、油壺あたりで時々ウロウロすることはありますが、城ヶ島まで渡るのは◯十年ぶりで、ほとんど始めて同然の新鮮さ。


煙のごとく高いところを目指して、城ヶ島公園にある展望台に上がって、まずは見晴らしを楽しみました。眺望はぐるり360度と良好で、千葉のノコギリ山がよく見えました。

特に、海に背を向けて三浦半島の全貌を見渡すと、陸地の起伏と緑や海辺の切り立つ断崖がなかなかの見応えです。すっかり三浦半島を見る目が変わりました、突端の島からの半島の眺めは、ミニ・ジオパークでしたから。


展望台から眼下には、見るからに探検したくなる岩礁が広がっていて、散策の人もチラホラ。磯遊びの誘惑に駆られて、岩礁に降りてみました。

 

もしイソギンチャクがいたら、チョビとつついてからかってやれと思っていましたが、イソギンチャクが住めるような“潮だまりができるタイプの磯”ではなく、今思えば、ヤドカリも見かけませんでした。

その変わりに、カニがいっぱい〓。

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大きさいろいろで、だいたい横に510センチくらい、1匹だけ10を超えている個体も見かけました。

そんな折、どうやってか、岩に張り付いたカサガイの仲間らしき貝をひっぺがし、中の刺身をむしゃむしゃ食べているカニを発見。

(手/ハサミで笠型の貝を持っている)

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もっと鮮明な写真を撮ろうと構えていると、カニは食べながら逃げ始めたので、また深追いして海にドンチャプするのもなんだし、諦めて見送りました。

(具体的には危険を察知した家族に険しく静止された/落水前科3犯)

それにしても、カニが食べられる貝なら、人間も食べられそう? 貝のサイズが小さすぎてイライラするか・・・。

 

岩礁の途中に溜まった砂や砂利が、ほとんどが貝で出来上がっている小さな貝の浜もあって、眺めているうちに踏めなくなりました。

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1〓2センチほどの貝の墓場。

小さめだけれどそんなに小さくはない、微妙な存在感で、「どうして死?」って不思議に思ってしまいます。


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[自然]

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