愛猫ダン君にとって、いつものように何かを見張るにはすっかり寒くなっているらしく、偉そうな顔で「開けろ」と催促して開けてもらった勝手口の窓からも、覗き込んで1分もしないうちにソソクサ立ち去るようになりました。
決して、外を見ていたって刺激的な存在なんて通りかからない・・・というわけではございません。
案外この時期は、メジロやシジュウカラのような、お馴染みの野鳥が頻繁に庭木づたいに通り過ぎてゆくので、見ていて退屈はしないのです。
その証拠に、ほんの少し前までは、勝手口の方向から野鳥やカラスの声聞きつけただけで、ダン君はどこからともなく走ってきて “見張り位置” に陣取っていたほどで。
やはり今は寒さが好奇心より勝ってい様子。勝手口を開けてもらったはいいけれど、スーッ冷たい空気が入ってくるものですから、ひゅるひゅるテンションが下がってしまうのでしょう。
そんなわけで、上の写真を撮った12月中旬のある暖かな日が、ダン君の今年の“見張り納め”の日になったようで、この日を境に、開いた窓の前からすぐ居なくなるようになりました。
ただし、「オレが定位置についたら窓が開く」という仕組みはいちおう確認しておきたいのか何なのか、寒さで見張りなんて続きやしないのに、まるで日課のように「定位置についたぞサア開けろ」という催促は続いています。
なので、”冬季窓開け確認業務”としてこちらも付き合っている次第で、確か昨冬もそうだったなぁと思い返しておりました。
せっかくなので、冬の“窓開け”の顛末を・・・。
定位置について人間を見る→ガラっと開く→オヨヨッと外を見る→数十秒後には居なくなる→ガラっと閉める