今年は咲き方がぱっとせず、咲きはじめから茶色っぽく変色したみたいになったものは早々に切り落としてしまったので、8輪の中から、鑑賞できるレベルで咲くことができた3輪だけが今咲いています。
小ぶりですがなんと無事に咲いた1輪と
咲いている途中の一番大きな1輪
地植えで雨水頼みなわけですが、空梅雨で庭全体は水切れを起こしやすかったのでそのへんが影響しているのでしょうか?
この1ヶ月の間は、3回ほど庭にホースで水撒きをしたつもりになっていましたが、木の根にじゅうぶん染み渡るほどではなかったのかもしれません。
だいたい、蚊にたかられながらの散水は苦行です。
奮発して購入した園芸用の防虫ジャケットを着ていても、なぜかジャケットの上から蚊に刺されていて、ショックとかゆみでモチベーションを下げながら水撒きをしていたり。
手を抜いたわけではないにしても、蚊をかわしながらの水撒きは、地面の奥にある木の根にはじゅうぶん届かなかっただろうと思います。
まぁいいです。
実際には何が起きたのかまだよくわかっていませんし、とりあえず、次からは蚊に気を散らされずに済むよう雨合羽でも着て水撒きしてやりましょう。
ところでノリウツギは、昨年もうひとつ別の品種(何年たっても土地に馴染まずマトモに咲かなかった)を泣く泣く潰したばかりでしたので、残された1本にかける期待は割り増しになっておりました。
なんだかんだで1年待って、待望の花は少ないながらもこうしてきれいに咲いてくれると、なぜか誇らしげな気分になりますね。
思い通りの結果でなかった残念さを、あっさり忘れさせてくれるのが“花”の威力です。