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ミツデイワガサです。
日向だけれど、時間帯によっては他の草木の陰になる場所、2箇所に、地植えにしています。
ちょっとした手入れをする以外は、放っておいても、のんびりですが着々と育って、毎年花を咲かせてくれています。
この木の葉っぱ三つ手で可愛く、小さいピラッと薄い葉がまとまりよく生えますので、葉っぱだけになっても魅力的ですよ。
全体に大人しい雰囲気で、目につく場所に植えても邪魔にならないし、自然な樹形でもまとまり感があります。
きっと、育てているとどんどん愛着が湧いてくる木ではないでしょうか。
ということで、人の目につく、ちょうど道でいうなら道標を立てたくなるような位置に植えたのですが、冬になると、不注意な人間が通りすがりに細い枝をボキボキ折ってしまいます。
個人的な感想ですが、このミツデイワガサは、冬に落葉している間は、細い枝が周りの景色に溶け込んで、まるで存在感がなくなります。
……と、冬場にボキボキ枝を折っている犯人が言うのもなんですが、本当は植えた場所の条件に合わせて、花後の剪定を真面目にやらないといけないのでしょうね。
剪定するほうが枝も花も増えて、全体的に安定感が出てくるのでしょうし、どっしりしていれば、冬枯れている間も気をつけてもらえそうですものね。
わかっているのに、なぜやらない?
細い枝に三つ手の薄っぺらな葉っぱという、か弱そうな演出に負けてしまって、大胆にバシッとハサミで切れないというのが本当のところです。
どっちにしろ、少しずつしか大きくならないし、それなりにおさまりがついているせいか、邪魔になりそうな部分をチョキっとやるだけで済ませたい、怠惰系ナチュラリスト。
たぶん、自然にまかせていられる間は、この調子で、トロトロチマチマやっていると思います。