いきなり大きく/ミツバハマゴウ・プルプレア
2018-10-30


禺画像]

葉の裏が美しく、枝が風にユラユラゆれる様子も洒落ている……ハズの木でした。


庭の歴史年表 2018年 10月 ミツバハマゴウ・パープレアの反乱

……という事態になりました。

 

順を追ってお話すると、今年は春の半ばまで寒い日が続きましたので、いつもの冬なら枝先が3分の1ほど枯れた後に再生が始まっておりましたが、今回は太枝も含めて半分もの枝が枯れたうえに再生の始まる時期も遅れてしまって、「この木、もうダメかもナ」と思いながら見ておりました。

 

ところが、今度は梅雨が短めに終わった影響で暑い期間が長くなったため、何かの反動のようにミツバハマゴウに勢いづきました。

まるで死んだようになっていた木は、あっという間に再生を開始したばかりか、どば〓っといきなり太い枝を伸ばして全体的に横に張り出し、少々鬱陶しい状態に変身。

けっこうな豹変ぶりに驚かされましたが、なるほど、“セイヨウニンジンボク”の名で呼ばれてもいる木なので、なるほど、それらしい風貌に近くなる木なのだろうと ”合点” しました。

 

いずれにしろ「冬になればまた枝先から枯れこむ」と思っていましたので、イキナリ枝がギューンと伸び過ぎても、慌てて剪定したりせずに我慢していました。

 

ところが、先日滝のような雨が降ったあと、雨水の重みで四方に伸びた枝が方々へ鬱陶しく垂れ下がったうえ、隣家の敷地にまで倒れこむ枝が何本かあることも判明。


その光景に神経がプツプツっと数本切れまして、諦めて ”邪魔化” した枝をビシバシ切りました。

 

この木は、地植えにしてからすでに4年は経過しているので、勢いが出てくるのは当然といえば当然。

けれども、そんなにも枝がヒューンと横に張り出すのであれば、いくら自然樹形を楽しみたくても庭の面積が足りません。あぁ……もう……。

 

まぁ、鉢植えで育て始めた頃は明らかに木に関する情報が不足していましたし、何年か前に地植えにした当初も、まだ今ほどの情報量はありませんでした。

それに、最終的には植えてみなければわからないものなので、「ここの土地はこの木にかなり適していて勢いよく育つ環境」ということが、今になってよ〓くわかりました。


古いデータでは、それほど大きくならない印象の木でしたが、暖かい土地では大きく横に広がる傾向があるみたいですね。


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