極小ウサギのフィーくんです。
10月のはじめに(10/2)にはじめて歯を切りに行って以来食生活の改善をいたしまして、それまでより牧草の量はドンと増え、そのかわりにペレットの量は半分におさえられ、「ペレットへの渇望感」を必死にアピールする日々になっています。
そんなフィー君、牧草増量開始直後は、老化と怠慢でアゴの力が落ちかけていた影響もあって、大量の牧草を食べ始めるやいなや、微妙に涙目になりながらの毎日でした。
*げっ歯君たちは歯・口の中の変化や不調が“目”にでやすく、フィー君は咀嚼量の増加で歯やアゴに新たな負担がかかったために一時的に涙目になった。
……とはいえ、もともとよく牧草を食べるほうだったので、毎日たくさんハミハミハミハミやっているうちに、歯もアゴも胃腸も良好になり、涙目もなくなり、さらには元気さが増しました。
ある哺乳類の研究で、「適度な餓えや飢餓感があるほうが若々しさを保てる」という記事を読んだことがあるので、もしそれが本当なら、食事に物足りなさを感じるようになったフィー君の体の全細胞は、ボヤボヤしていられなくなったのかもしれません。
とにかく活気に満ちていて、人の姿を見かけるとケージの中でバコバコ跳ねたり、ケージをよじ登ったり……そういえば、昔はそうやってアピールすることがあったなぁとフィー君が若かった頃のことを思い出しました。
適度のストレス(良いストレス)はいい刺激になるので、大事ですね。
もちろん、老化して物理的に衰えている部分はジワジワと老いが進行中です。
たとえば “爪” ……ハリや弾力や水分を失ってバサバサと肥厚した爪は、こまめに切ってあげなければいきなりポキっと妙な位置から折れてしまいます。
しかも折れた場所が悪ければドバーッとたっぷり出血して、痛ましいことになるのでした。
そもそも、老化でジリジリと体重が落ちてきているので、一滴でも血は失いたくない気分だというのに……。
けれどもウサギは掘る動作が大好き。
牧草が入ったフィーダーをホリホリしながら食べるわけで、そこで爪がポキっと折れることもあるかもしれず、しかも、良くも悪くも活発に動き回るようになっている昨今、爪のチェック回数が増えました。